三菱電機、名古屋製作所内に新開発センター/100億円を投資
2016年1月14日
三菱電機(東京都千代田区)は8日、愛知県名古屋市にある名古屋製作所内にFA機器の開発・設計棟である第二FA開発センターを建設すると発表した。
近年、製造業ではIoT(Internet of Things:モノのインターネット)を活用した生産性・品質の向上への取り組みが加速している。次世代のものづくりを実現する統合ソリューション「e-F@ctory(イーファクトリー)」の開発・設計環境を整備することで、FA機器(シーケンサ、表示器、サーボ、インバーターなど)の製品力強化およびe-F@ctory Alliance(イーファクトリー アライアンス)におけるパートナー製品も含めた相互の連携強化を図るという。
新棟では、顧客と同社FA機器の動作検証や今後の製品開発を検討する共同開発ルームを開設する。投資額は約100億円、建築面積約4,400㎡、延床面積約31,000㎡の鉄骨造・地上7階建で、17年6月の竣工後、順次稼働開始を予定する。
■ 第二FA開発センター概要
所在地:愛知県名古屋市東区矢田南五丁目1番14号(名古屋製作所内)
投資額:約100億円
建築面積:約4,400㎡
延床面積:約31,000㎡
構造:鉄骨造、地上7階建
主な建物用途:FA機器の開発・設計・評価、顧客との共同開発ルーム
竣工予定:2017年6月
稼働開始予定:竣工後、順次稼働