サントリー、米国に植物由来原料ペットボトルの実証プラント建設
2016年1月18日
サントリーホールディングス(大阪府大阪市)は13日、植物由来原料100%のペットボトル原料を生成する実証プラントを米国テキサス州に建設すると発表した。
同社と米国バイオ化学ベンチャー企業のアネロテック社は、2012年より植物由来原料100%使用ペットボトルの共同開発を開始していた。今回、研究室レベルでの検証に目処が立ったことから、商品への実用化に向けたペットボトル原料生成を行う実証プラントを米国テキサス州ハーディン郡シルスビーに建設するという。
新プラントは、植物由来原料(非食用)でペットボトル原料を生成。2016年1月下旬以降に着工し、年内に竣工・稼動を予定する。
将来的には、サントリー食品インターナショナルの「サントリー天然水」ブランドを中心に植物由来原料100%使用ペットボトルの導入を予定している。
■ 新プラント概要
所在地:米国テキサス州ハーディン郡シルスビー
主な生産品目:植物由来原料100%のペットボトル原料
着工予定:2016年1月下旬以降
竣工・稼働予定:2016年内