横浜冷凍、長崎市三京町に「長崎ソーティングスポット」建設
2019年6月24日
横浜冷凍は21日、長崎市三京町で「長崎ソーティングスポット (仮称)」の起工式を行ったと発表した。
同社は県内に営業所と冷凍工場を保有し、魚の買い付け、凍結、保管、販売までを一貫して行っており、近年では凍結したサバを海外へ輸出する事業に注力している。
設備には、魚の選別、凍結、箱詰めまでを自動で行うラインを導入し、作業時間を削減しつつ、社員の作業負担を軽減する。
また、凍結、保管の際に使用する冷媒には自然冷媒(NH3/CO2)を用い、屋上には太陽光発電パネルを設置。人、もの、地球に優しい施設となっている。
■ 物流施設概要
名称:長崎ソーティングスポット(仮称)
所在地:長崎県長崎市三京町646番60、646番65
敷地面積:16,463.31㎡(4,980.15坪)
延床面積:9,174.05㎡(2,775.15坪)
:選別棟 4,838.55㎡(1,463.66坪)
:冷蔵倉庫棟 4,191.93㎡(1,268.05坪)
:その他 143.57㎡
構造:鉄骨造
冷蔵倉庫タイプ:凍結および冷蔵倉庫
庫腹屯数:F級4,779.01t
凍結能力:165.88t
主な設備:急速凍結設備165.88t(41.47t×4室)
:自動鮮魚選別ライン・自動脱パンライン
着工:2019年6月
竣工予定:2020年5月