フクビ化学工業、坂井工場内の新工場が竣工
2019年6月25日
フクビ化学工業はこのほど、坂井工場内に建設を進めていた新工場が竣工したと発表した。
投資額は16億円。延床面積は2,862㎡。新工場では、樹脂ARシート、インサート用ARフィルム、ガラスARシートを製造する。
今回、自動車のメーターパネルなどに使用する低反射・高透明樹脂パネルの需要が増加していることから、生産規模を拡大するため、新工場を建設。今後、機械の据え付け・試運転などを行い、秋頃からの本格稼働を予定している。
■ 新工場概要
所在地:福井県坂井市坂井町定旨1字1番地(同社坂井工場内)
投資額:約16億円(建物、設備)
延床面積:2,862.40㎡
資金計画:自己資金および借入金等により充当
製法:ウェット法による光学薄膜コーティング処理
生産キャパ:約3万㎡/月
:事業部全体では約6.6万㎡/月(既存生産キャパの1.83倍)
製品サイズ:1,400mm×600mmまで対応可能
:(既存設備での対応サイズ:650mm×460mm)
製品群:樹脂AR(AGAR、HM)シート
:インサート用AR(AGAR)フィルム
:ガラスAR(AGAR、HM)シート
採用用途例:車載(クラスタ、CID、ドライブレコーダーレンズ)
:医療・船舶・産業機器(液晶保護パネル)
:モバイル・計測器(カメラレンズカバー)等
竣工:2019年6月