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南州農場、鹿屋市浜田町に新工場/7月着工

2019年7月8日

 養豚、食肉加工を行う南州農場(鹿児島県肝属郡)は、鹿屋市浜田町に新工場を建設する。

 今回、レストラン、直売所、展望台や体験コーナーを併設したハム・ソーセージ等の食肉加工施設を霧島ヶ丘公園内に新設するもので、地域の基盤産業である畜産業の活性化、6次産業化の推進や食の魅力を発信することを目的として計画された。

 同社は、県内に2か所(根占、佐多)の農場を有し、自社生産の豚の食肉加工を主業としてハム・ソーセージ等の加工食品製造や小売を行っている。従業員数は163名(正社員146名、常用パート17名)。売上高は50億5,597万円(平成30年6月期)。

■ 新工場概要

施設名:南州農場黒豚ふれあい工房(仮称)
所在地:鹿児島県鹿屋市浜田町1250番地(霧島ヶ丘公園内)
投資額:約12億7,500万円
用地面積:約3,500㎡
延床面積:2,396.05㎡
構造:鉄骨造4階建
新規雇用予定:操業時12名(2025年度計画 28名)
事業内容:加工品製造業(ハム・ソーセージ加工)、飲食事業(レストラン等)、販売事業(直売所)、製造体験(体験学習)等
売上計画:初年度 約3億5,000万円(2025年度計画 約4億8,000万円)
着工予定:2019年7月
操業予定:2020年4~7月

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