グローバル・ロジスティック・プロパティーズ、埼玉のGLP狭山日高Iが竣工
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)【本社:東京都港区】は17日、埼玉県日高市に建設を進めてきたGLP狭山日高Iの竣工式を行ったと発表した。
総延床面積42,559㎡の4階建てマルチテナント型先進的物流施設で、14年9月に着工。ホンダロジスティクス(東京都千代田区)が専用施設として1棟全体に入居する。
立地条件は、首都圏中心部や近隣の産業エリアにも近く、首都圏の外環をつなぐ圏央道と国道16号線の唯一の結節点に位置し、近隣へのエリア配送と、首都圏全体を対象とした広域配送の両方を実現。また、狭山日高ICに隣接しており、圏央道を利用することにより関越道や東名高速道路、中央道へのアクセスも可能。さらに、15年10月31日に圏央道桶川北本IC~白岡菖蒲ICが開通したことにより東北道へ繋がるなどアクセスも向上した。
施設の特徴として、免震構造やバックアップ電源など、有事の際の入居企業の事業継続性を確保する数々の装備を採用。太陽光パネルの設置、プレキャストコンクリートの採用、全館LED照明を採用することで消費電力約45%減(一般蛍光灯比)が可能。同施設はCASBEE(建築環境総合性能評価システム)埼玉県の「A」ランクを取得した。また、1・2階合わせて10トン車41台、4トン車65台が利用可能で、180台の乗用車駐車場、4台のトラック待機場も設置している。
ホンダロジスティクスは、周辺に点在する複数拠点を集約・統合し、GLP狭山日高Iでは通常の保管機能だけでなく、一部のフロアを作業場とするなど、首都圏での同社の物流拠点として位置付ける考えだとしている。
■ 新物流施設概要
施設名称:GLP狭山日高I
所在地:埼玉県日高市大字田木字新上原473番2他
敷地面積:20,833㎡+2,439㎡(飛び地)
延床面積:42,559㎡
着工:2014年9月
竣工:2015年12月