日立ハイテクノロジーズ、ひたちなか市に新工場/300億円投資
2019年7月25日
日立ハイテクノロジーズは24日、半導体製造装置事業、解析装置事業を強化するため、茨城県ひたちなか市に工場用地を取得し、新工場を建設すると発表した。
デジタル技術の発達によりIoTやAIの実用化が進み、データ量が飛躍的に増える中で、半導体の需要はますます増大しており、データセンターや産業分野向けに半導体市場は2020年以降も成長・拡大することが見込まれている。
また、最先端の半導体デバイスだけではなく、材料やバイオ分野においても多様化する顧客ニーズや課題への対応が求められている。
今回、主要生産拠点である那珂地区近郊の常陸那珂工業団地内に、半導体製造装置を中心とした主力製品の生産能力拡充と、多様な製品ラインアップを実現する開発環境の構築を目的に、新工場を建設する。
新工場の完成により、今後も需要の増加が見込まれる半導体市場に対応するための生産能力を確保するとともに、製造工程のさらなる自動化を進め、IoTやAIを活用した先進的なスマートファクトリーをめざし、最先端製品を製造していく。
■ 新工場概要
所在地:茨城県ひたちなか市新光町
総投資額:約300億円
敷地面積:約125,000㎡
延床面積:約50,000㎡
構造:鉄骨造 地上6階建
着工:2019年11月
竣工予定:2021年2月