JMC、長野県飯田市の新工場が稼働
2019年8月9日
JMCは6日、2019年2月に着工したコンセプトセンター(長野県飯田市、鋳造工場)第6期棟の建設工事を完了し、稼働を開始したと発表した。
新工場は、自動車分野や航空分野における高付加価値製品の製造に特化した工場棟で、砂型3Dプリンター「S-Print(株式会社ExOne製)」や低圧鋳造といった特徴的な鋳造設備を導入している。これにより、品質や技術的な要求の高い製品においても、短納期で安定的な製造を実現する。
同時に、砂型3Dプリンターを用いた砂型造形サービスを開始し、自動車関連メーカーへの納入を開始している。
同社は、2020年に2台目の砂型3Dプリンターの導入も予定しており、今後は自社工程での活用により砂型造形のノウハウを蓄積し、主力事業である鋳造事業の売上拡大に繋げる。
■ 新工場概要
名称:コンセプトセンター第6期棟
住所:長野県飯田市嶋135番地
延床面積:521.5㎡
主な生産工程:鋳造
着工:2019年2月
稼働開始:2019年8月