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センコー、千葉にケミカル物流の新拠点

2016年1月20日

 センコー(大阪市北区)はバルクコンテナ物流サービスを強化するため、千葉県袖ケ浦市に袖ヶ浦バルクコンテナセンターを、1月15日に開設したと発表した。

 袖ヶ浦バルクコンテナセンターは、コンテナを屋外保管する物流センターで、京葉地域に立地するケミカルメーカーの樹脂原料などの取扱物量を拡大させるため開設。

 新センターは従来の袖ヶ浦バルクターミナル(約18,000㎡)の2倍に近い約33,000㎡の保管面積があり、最大で1,884基のコンテナを保管(最大貯蔵量約2万トン)することができる。

 また、新センターにはコンテナ内洗浄などを行う作業用テントを2棟、荷役機器として43トントップリフタ-1台、24トンフォークリフト2台を備えるほか、コンテナを効率的に運用するため、バルクコンテナ管理システムを導入している。

 バルクコンテナは、粒体、粉体の樹脂原料などを輸送するためのコンテナで、顧客の工場内サイロから直接充填し、配送先の工場のサイロに直接投入するもの。従来のフレコン・紙袋を使用した輸送に比べ、物流効率化、異物混入リスク低減などのメリットがある。また、コンテナを海上輸送、鉄道輸送にモーダルシフトし、環境負荷を低減することもでき、同社では積極的にバルクコンテナ輸送を推進しているという。

■ 新物流施設概要

名称:袖ヶ浦バルクコンテナセンター
所在地:千葉県袖ケ浦市長浦580-314
敷地面積:34,000㎡(10,300坪)
保管面積:33,000㎡(10,000坪)
設備:作業用テント2棟(各330㎡)
  :43トントップリフタ- 1台
  :24トンフォークリフト 2台
開設日:2016年1月15日

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