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TBM、宮城県多賀城市で「多賀城工場」着工

2019年8月28日

 TBMは27日、宮城県多賀城市に国内第二プラントとなる「多賀城工場」を着工したと発表した。

 新工場は、石灰石を主原料とし、紙やプラスチックの代わりとなる新素材「LIMEX」事業のグローバル展開のモデルとなる量産工場となる。工場の完成によりLIMEXの国内生産量を大幅に向上させ、LIMEXシートを用いた紙やプラスチックの代替製品を普及させる。

 また、2020年冬の稼働開始に向けて今年から宮城県内での採用活動を強化し、地元雇用による生産体制の構築を目指す。さらに、TBMの県内での活動の情報発信を目的とした「Bridge for 2020」プロジェクトを発足させ、地元との連携を強化し、東北エリアへのLIMEX製品のセールス強化も取り組む。

■ 新工場概要

所在地:宮城県多賀城市さんみらい多賀城・復興団地
敷地面積:27,500㎡
延床面積:7,736㎡
生産品目:LIMEXシート
生産能力:約25,000t/年
稼働開始予定:2020年冬

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