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旭化成メディカル、ウイルス除去フィルター「プラノバ」の紡糸工場が竣工

2019年9月24日

 旭化成メディカルは20日、宮崎県延岡市のプラノバ紡糸・組立工場隣接地にウイルス除去フィルター「プラノバ」の紡糸工場が竣工したと発表した。

 近年、世界において生物学的製剤のウイルス安全性に対する要求が高まっていることに加え、モノクローナル抗体を中心としたバイオ医薬品の開発が盛んになってきたことから年々ウイルス除去フィルターの需要が増加しており、今後もこの動きは世界的に続くことが予想されている。このような背景から、さらなる安定供給を目指すため、新紡糸工場の建設を決定した。

 今回の増強により、2016年に竣工した「プラノバ BioEX」の紡糸工場と合わせた同社のウイルス除去フィルター向け中空糸生産能力は年間130,000㎡となる。

■ 新工場概要

所在地:宮崎県延岡市旭町6丁目(現プラノバ紡糸・組立工場隣接地)
生産品目:ウイルス除去フィルター「プラノバ」
増設能力:40,000㎡/年
竣工:2019年9月17日

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