東京特殊電線、長野・上田事業所内に新工場
2019年9月30日
東京特殊電線は27日、長野県上田市の上田事業所敷地内に新工場を建設すると発表した。
今回、三層絶縁電線とコンタクトプローブの生産規模拡大に伴い現在の工場では手狭であることから、事業所敷地内では最も古い建屋を撤去し、その跡地に新工場を建設することとした。
建設費用は約16億円。延床面積は約8,200㎡の鉄骨造2階建。1階は工場と倉庫、2階は工場と一部事務所などにする計画。
新工場で生産する製品は、1階は三層絶縁電線を予定。現在の同製品の生産エリアが手狭になっていることや作業環境面の課題を解消する。2階はコンタクトプローブの生産エリアとなる。両製品ともに今後の需要増に対応するとともに、生産効率と品質の向上を図る。
■ 新工場概要
所在地:長野県上田市大屋300番地(上田事業所内)
投資額:約16億円(建屋、付帯設備)
延床面積:約8,200㎡
構造:鉄骨2階建
資金計画:自己資金により充当
用途:1階/工場、倉庫
:2階/工場、事務所
生産品目:1階/三層絶縁電線【用途】産業機器、ゲーム機、スマートフォン、パソコン等の変圧器
:2階/コンタクトプローブ【用途】プリント基板、半導体の導通検査治具
着工予定:2019年11月
竣工予定:2020年10月