プロロジス、茨城に日立物流ファインネクスト専用物流施設
2016年1月22日
物流不動産の所有・運営・開発を行うプロロジス(東京都千代田区)は18日、日立物流ファインネクストのための専用物流施設として、茨城県古河市において「プロロジスパーク古河2」の開発を決定したと発表した。
開発地は茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から至近に位置し、圏央道 五霞ICからは約6km(約10分)の北利根工業団地内に位置し、16年度には、圏央道の延伸により都心部から東名・中央・関越・東北・常磐・東関東の6つの自動車道とつながる計画があり、東北方面や関西方面への広域配送が可能となる。
施設は地上2階建て、延べ床面積約22,000㎡の施設として開発。1階には、施設両面にトラックバースと大庇を設け、荷捌きの効率性が高く、雨天時にも作業のしやすい環境を整える。加えて、梁下有効高は1、2階とも6.5メートルを確保し、1Fの床荷重は1㎡あたり2.5トンを確保した。
施設内照明は庫内を含め全館LEDを採用するほか、施設屋根面は1メガワットの太陽光パネルを設置する計画。そのほか、停電時・断水時でもトイレ、通信、セキュリティー等の機能を維持できる非常時用発電機を設置する予定。
同施設は日立物流グループのために開発するBTS型施設としては、6件目の案件となる。また、当初「プロロジスパーク古河2」として利用予定だった土地の一部は、日立物流ファインネクストに売却し、同社が危険物倉庫を開発する予定をしている。
■ 新物流センター概要
名称:プロロジスパーク古河2
所在地:茨城県古河市北利根
敷地面積:約23,789㎡
延床面積:約21,844㎡
構造:地上2階建
着工予定:2016年7月
竣工予定:2017年4月末