大同特殊鋼、岐阜県中津川市に研究所
2019年10月28日
大同特殊鋼は25日、中津川市が所有する旧高等技能専門校跡地を建物と共に同市から譲り受け、研究所を設立すると発表した。
研究所設立により、磁石の研究・製造、モータの設計、モータの評価を一か所でマッチングさせることで、次世代の革新モータ技術と搭載磁石に関する産学連携の研究開発を推進する。
立地は、JR美乃坂本駅から直線距離で約6百メートルに位置し、同駅近傍にリニア中央新幹線の新駅建設が予定されている。同新幹線開業後は、3大都市圏から同研究所まで約1時間、東京国際空港(羽田空港)および中部国際空港から約1時間半で結ばれ、国内だけでなく海外顧客もアクセスが容易になる。
人員は、第1期で計26名を予定しているが、将来的には計40~50名への増員を計画している。人員の多くは同社技術開発研究所在籍者を充当するが、一部は子会社のダイドー電子からも参画する他、近傍での新規採用も行う計画。
■ 研究所概要
所在地:岐阜県中津川市千旦林1417-26
投資額:約15億円(第一期)
事業内容:次世代モータの研究
人員計画:第1期 26名(将来的には40~50名)
開所予定:2020年5月