大日本印刷、ライオン新ハミガキ工場内に製造設備
2019年10月28日
大日本印刷は25日、ライオンが香川県坂出市に建設している新ハミガキ工場内に、ラミネートチューブの製造設備を隣接させて新設すると発表した。
DNPはラミネートチューブの積層シートの開発や製造からチュービングまでの一貫した生産体制を保有しており、今後さらなる需要の拡大が見込まれる製品としてラミネートチューブ事業に注力している。
今回、2021年中の稼働を予定しているライオンの新ハミガキ工場内にラミネートチューブ製造設備を新設し、チューブの成型から内容物の充填、包装、梱包までを一貫して行う生産体制を構築することで、省人化と品質管理の徹底を図り、資材の需要、供給のデータを共有化し、生産性の向上を実現する。
また、最新鋭の製造設備を導入することで、生産能力を増強する。工場建屋の建設はライオンが行い、チューブ製造設備の設置と運営はDNPが行う。
今回のライオンの新ハミガキ工場内でのラミネートチューブの供給を含めて、ラミネートチューブ事業全体で、2025年までに年間100億円の売上を目指す。
■ 設備投資概要
所在地:香川県坂出市番の州町22-1(ライオン 新ハミガキ工場敷地内)
建築面積:4,900㎡
事業内容:ラミネートチューブの製造
着工予定:2019年中
稼働開始予定:2021年中