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セイコーエプソン、長野・広丘事業所内にプリントヘッドの新工場/200億円を投資

2016年1月25日

 セイコーエプソン(長野県諏訪市)は20日、約200億円を投じて長野県塩尻市にある広丘事業所内にインクジェットプリンターのコアデバイスとなる最先端「PrecisionCore(プレシジョンコア)」プリントヘッドを生産する新工場を建設すると発表した。

 新工場では、ビジネスインクジェットプリンターや大容量インクタンク搭載プリンター、商業・産業分野向け印刷機のコアデバイスとなるPrecisionCoreプリントヘッドの生産(前工程)を行う。

 研究開発機能も備えた新工場は、延床面積約49,000m²、16年度夏季に着工し、2018年度上期からの稼働を計画。これにより、研究開発を推進し生産技術などを進化させながら、将来的には同社におけるプリントヘッドの生産能力を現在の約3倍に向上させる予定。

 今後同社は本投資をはじめとし、2020年度にかけて研究開発・生産基盤のさらなる強化を推進していくとしている。

■ 新工場概要

所在地:長野県塩尻市広丘原新田80(広丘事業所内)
投資額:約200億円
延床面積:約49,000㎡
主な生産品目:PrecisionCoreプリントヘッド
着工予定:2016年夏季
稼働開始予定:2018年度上期

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