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東海光学、真福寺事業所の第二工場が完成

2019年11月5日

 東海光学は2日、建設を進めていた真福寺事業所 第二工場を10月29日に竣工させたと発表した。

 今回、真福寺事業所は延床面積約2,900㎡を増築、既設の工場と合わせて延床面積7,500㎡に拡張し、真福寺事業所の生産能力を2倍とした。工場内にはクリーンルームを建設し、差圧制御・気流制御による清浄度管理で微細欠陥対応生産が可能となっている。

 また、コーティング関連設備を増強し、需要が増えるレーザやセンサーなど国内外の光学市場に向けて、赤外領域フィルタ、透明ヒーターガラス、高耐久性や高精度な光学部品、光学機器の開発・販売・生産を強化するとともに、眼鏡の海外展開を促進する。

 同社は今後、半導体・光通信・車載などで需要が高まるレーザ・センサー市場に向け、新規商品開発・提案・量産を進め、商品アイテムを増やすとしている。

■ 新工場概要

所在地:愛知県岡崎市真福寺町越田121番地(真福寺事業所)
投資額:約10億円
延床面積:約2,900㎡
生産能力:2倍(真福寺事業所全体)
竣工:2019年10月29日

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