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王子ホールディングス、ブラジルで感熱紙の増産/130億円投資

2019年11月7日

 王子ホールディングスは5日、グループ会社の王子パペイス エスペシアイス社が感熱紙生産設備の増強を行うと発表した。

 王子グループは、中期経営計画として連結営業利益1,500億円を目標に掲げ、その施策の一つとして南米感熱紙事業の増強を計画している。中南米では感熱紙の主用途であるPOSシステムや物流システムの普及、拡大により、感熱紙の需要は堅調に推移しており、今後もブラジル国内だけでなく中南米全体でさらなる需要拡大が見込まれている。

 今回、原紙マシンと感熱紙塗工機を増強、増設し、設備投資により得られる品質・コスト競争力を生かしてブラジルを含む中南米市場でのシェアアップを目指す。

■ 設備投資概要

所在地:ブラジル・サンパウロ州ピラシカバ市(王子パペイス エスペシアイス社)
投資額:約130億円
生産品目:感熱紙
増産能力:約7万トン/年 (投資後生産能力 約15万トン/年)
完成予定:2021年12月

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