堀場製作所、中国・上海市の新工場が着工
2019年12月2日
堀場製作所は27日、中国子会社の堀場儀器(上海)有限公司の新拠点を12月に着工すると発表した。
新拠点では、自動車計測試験ラボや科学分析アプリケーションセンター、製品ライフサイクル全体をサポートするテクニカルセンターを有することで、中国市場における顧客ニーズをダイレクトに把握する。
また、現地で求められるアプリケーションの開発から、生産・アフターサービスまでを一貫して提供することで、急速に変化、成長している中国市場においてビジネスの拡大を図る。
新工場では、市場変化の速い中国の環境政策や規制に対応した製品供給を迅速に行うため、現地生産におけるローカリゼーションとガス・水質モニタリング装置の供給を強化する。半導体事業においては半導体製造プロセスでのガス・液体の流量を制御するマスフローコントローラーを中国市場向けに生産する。
■ 新工場概要
所在地:中国・上海市嘉定区
投資額:約90億円
延床面積:32,476㎡
建築構造:鉄筋コンクリート構造 4階
施設構成:オフィス棟(4階建て)、開発・生産棟(4階建て)、自動車計測試験ラボ(3階建て:自動車計測試験ラボ1階、機械室2、3階)、大型調整室(1階建て)で構成
着工予定:2019年12月
竣工予定:2021年4月
稼動予定:2021年6月