キユーピー、タマゴ加工の新工場「関西キユーポート」を竣工
2019年12月11日
キユーピーは10日、生販物一体型の拠点「関西キユーポート」を2020年1月に竣工し、2月に開所、3月から順次生産を開始すると発表した。
伊丹工場跡地に開設する関西キユーポートは、卵加工品・惣菜の生産を主軸に、周辺に点在するグループ各社の営業・物流部門を集約した、生販物一体型の拠点。
拠点を集約することで各部門間のシナジーを生み出し、西日本エリアの市場に対して提案力を向上させながら、生産・販売・物流のあらゆる面で合理化・効率化を図る。
2020年6月ごろには、割卵から加工までの一貫生産体制を整え、卵加工品の生産合理化を図りながら、将来的には事業融合型の新たな展開を図る準備を進める。
また、オフィス機能についても、シナジーの創出を促進し、新たな働き方を模索する工夫を施した。会議時間を短くし、スピーディーにコミュニケーションが図れるよう、立ちミーティングテーブルや少人数用ブースを多数設置したほか、ソロワークができる集中エリアを設けた。
さらに、コミュニケーションエリアを充実させるため、書類管理のスペースを削減するなど、キユーピーの他の事業所の成功事例を生かした拠点とした。
■ 新工場概要
名称:関西キユーポート
所在地:兵庫県伊丹市南町4-7-1
竣工予定:2020年1月
開所予定:2020年2月
生産開始予定:2020年3月