日本ゼオン、敦賀市で大型TV用光学フィルムの新ラインが完成
2020年1月27日
日本ゼオンは24日、製造子会社のオプテス 敦賀製造所で建設を進めていた大型TV用光学フィルムの新ラインが完成したと発表した。
日本ゼオンの光学フィルム(製品名「ZeonorFilm」)は、オプテスが独自のポリマー設計技術で開発したシクロオレフィンポリマー(COP)を原料として世界初となる溶融押出法により生産されている。
高い光学特性と優れた寸法安定性をもつ「ZeonorFilm」の増産により、ディスプレイの大型化に伴う更なる需要拡大に対応する。新プラントの本格稼働は、2020年4月を予定している。
■ 設備投資概要
所在地:福井県敦賀市莇生野35(オプテス 敦賀製造所)
事業内容:大型TV用光学フィルムの製造
竣工:2020年1月24日
本格稼働予定:2020年4月