プロロジス、埼玉県のプロロジスパーク吉見が竣工
プロロジス(東京都千代田区)は21日、埼玉県比企郡吉見町において賃貸用物流施設「プロロジスパーク吉見」の竣工式を行ったと発表した。
開発地は圏央道 川島インターチェンジ(約7km)、関越自動車道 東松山インターチェンジ(約4.5km)からいずれも車で約10分の地点に位置。昨年10月の圏央道 桶川北本インターチェンジ~白岡菖蒲インターチェンジ間の開通によって、東北自動車道も利用しやすくなり、関東全域に加えて東北方面への拠点としても活用できる。
施設は約63,500㎡の敷地に地上3階建、延床面積約105,000㎡の大型のマルチテナント型施設。最大の特徴は、作業性に優れたワンフロアオペレーションタイプを各階に配置しながら、保管効率の良いメゾネットタイプも融合したユニークな設計となっている。
ワンフロアオペレーション部分は、東西両側にトラックバースを備えた1階全フロアと、2階3階の東側で、1階の最大利用面積は約31,500㎡。2階3階の西側の倉庫スペースはメゾネットタイプで、荷物用エレベーターと垂直搬送機を設置し、荷捌きの迅速性と保管効率を両立させた。
また、環境負荷低減のため、昼光利用システムや、庫内を含む施設全体にLED照明を採用したほか、国内のプロロジスの施設としては最大規模の約2MWの太陽光発電システムを導入し、CASBEEのAランク認証やBELSを取得する予定をしている。
■ 新物流施設概要
名称:プロロジスパーク吉見
所在地:埼玉県比企郡吉見町西吉見
敷地面積:約63,502㎡(約19,209坪)
延床面積:約104,856㎡(31,719坪)
構造:鉄骨造、地上3階建
着工:2014年7月
竣工:2016年1月