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ブラザー工業、瑞穂工場内に新社屋/投資額400億円

2020年2月27日

 ブラザー工業は26日、名古屋市瑞穂区にある瑞穂工場内に新社屋を建設すると発表した。

 投資額は約400億円。延床面積は約74,000㎡の9階建て。2022年6月の着工、2024年9月の完成を予定している。

 現在、瑞穂工場は事務、開発、製造等のオフィスや研究開発施設として使用されている。今回、その施設の老朽化や、業務スペースが手狭になってきている現状を踏まえ、中庭となっている場所に新社屋を建設する。

 新社屋は、地球環境に配慮し、高い省エネ性を実現するとともに、南海トラフ地震などに備えたBCP対策による安心・安全な業務環境を構築する。

 さらに、業務スペースの拡充と、間仕切りの少ない内部空間に多くのミーティングスペースを用意することで、従業員どうしの活発なコミュニケーションを誘発し、新技術や新事業の創出を目指す。また、敷地内に緑地を含む広場の配置を検討している。

 今後、2024年に新社屋での業務が開始された後、一部の既存建物は解体する予定。

■ 施設概要

所在地:愛知県名古屋市瑞穂区河岸町1-1-1(瑞穂工場敷地内)
投資額:約400億円
施設用途:オフィス、開発設計施設等
延床面積:約74,000㎡
構造:9階建て
着工予定:2022年6月
完成予定:2024年9月

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