トーヨーケム、滋賀・守山市に医薬品工場/40億円投資
2020年3月13日
トーヨーケムは12日、滋賀県守山市に新工場を建設し、兵庫県尼崎市にある既存工場を移転すると発表した。
トーヨーケムは、東洋インキグループの中核事業会社の一つとして「ポリマー・塗加工関連」事業を担い、注力分野としてメディカル・ヘルスケア領域における貼付型医薬品や粘着剤、生体適合ポリマーなどを開発している。
今回、設備の老朽化への対応や生産能力増強の為、東洋インキグループの東洋ビジュアルソリューションズ 守山製造所敷地内に新工場を建設し、生産と開発の全機能を移転する。
新工場では、最新の規制状況に対応した設備に更新することで、新規開発を加速させるとともに、医薬品の長期にわたる安定供給を実現しメディカル・ヘルスケア事業の拡充を図る。
■ 新工場概要
所在地:滋賀県守山市三宅町436-1(東洋ビジュアルソリューションズ 守山製造所敷地内)
投資額:約40億円
事業内容:貼付型医薬品の製造
着工予定:2021年上期
稼働予定:2023年中