伊藤忠ロジスティクス、茨城県つくば市に医薬品専用物流拠点
2020年3月16日
伊藤忠ロジスティクスは12日、茨城県つくば市に医薬品専用物流拠点(つくば第二医薬品物流センター)を建設すると発表した。
同センターでは室温、定温、保冷、冷凍の4温度帯を保有し、入出荷バースはドックシェルター完備。災害時にも72時間対応の非常用電源を有している為、医薬品GDPガイドラインに準拠した設備で、高品質な物流サービスの提供が可能となる。
また、セキュリティ強化の一環として、唯一の基準であるSGS施設セキュリティ認証の取得も予定している。近郊には医薬関連メーカーの工場が多数進出している事による、潜在的なニーズが汲み取れる事に加え、圏央道つくば牛久ICや常磐自動車道谷田部ICより10分以内と成田空港を含めた関東の各方面へのアクセスにも優れている。
同社は、医薬品物流を重点分野と位置づけており、国内外で積極展開を図る。今回のつくばエリアにおける新センター開設を機に、国内や輸出入一貫での医薬品物流サービスの更なる拡充を図る。
■ 物流施設概要
名称:つくば第二医薬品物流センター
所在地:茨城県つくば市
延床面積:7,128㎡
構造:鉄骨造、平屋根
完成予定:2021年12月