工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

サンスター、山梨に洗口液工場建設/50億円投資

2020年4月13日

 サンスターは6日、山梨県南アルプス市のサンスター技研山梨工場敷地内に、洗口液などを生産する新工場棟を建設すると発表した。

 新工場は、少量~大容量までの多種のボトルに対応できる容器成型工程を含む一貫生産に対応、2020年4月中旬に着工し、2021年度内の稼働を目指す。

 新工場稼働後は、現在洗口液を生産している大阪・高槻工場での生産数を調整、日本での洗口液生産能力を最大で3倍に高めていき、国内外で市場が伸びている洗口液における事業拡大を目指す。

 工場内は、少量から大容量の多種ボトルに対応する容器成型・充填・包装に対応した一貫生産ラインや自動倉庫、無人搬送車、ロボット設備などによる自動化設備を導入する。また、屋上への太陽光発電パネル設置、高効率空調などにより、環境負荷の低減を図る。

 今回、国内拠点開発を進める中で生産拠点の見直しも行い、洗口液の生産については、最大の需要地である関東圏に近い山梨工場の敷地内に建設を決定した。

■ 新工場概要

所在地:山梨県南アルプス市宮沢181-1(サンスター技研山梨工場敷地内)
投資額:約50億円
建築面積:約5,000㎡
延床面積:約7,000㎡
階数:地上2階建
生産品目:洗口液など
生産能力:現 高槻工場比3倍
着工予定:2020年4月
稼動開始予定:2021年度内

このエントリーをはてなブックマークに追加