日本光電、富岡生産センタで人工呼吸器増産
2020年4月17日
日本光電は15日、群馬県富岡市の富岡生産センタで人工呼吸器「NKV-330」を増産すると発表した。
今回、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により人工呼吸器の需要が高まっていることから、富岡生産センタで人工呼吸器NKV-330を増産する。自動車メーカ等のパートナーから協力を受け、日本政府とも連携しながら、今後6ヵ月間で1,000台の供給を目指す。
NPPV(非侵襲的陽圧換気:気管内挿管や気管切開を行わない人工呼吸管理)を行う人工呼吸器NKV-330は同社初の自社製人工呼吸器であり、2019年度に発売し国内外の医療機関に提供している。また、HAMILTON MEDICAL AG(スイス)製の気管挿管型人工呼吸器を輸入し、国内の医療機関向けに提供している。
■ 設備投資概要
所在地:群馬県富岡市田篠1−1
増産品目:人工呼吸器「NKV-330」
供給量:今後6ヵ月間で1,000台