デンカ、アビガンの原料 マロン酸ジエチルを生産開始
2020年5月14日
デンカは13日、新潟県糸魚川市の青海工場でマロン酸ジエチルの生産を開始すると発表した。
新型コロナウイルス感染症の患者を対象とした抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」(一般名:ファビピラビル)の原料となるマロン酸ジエチルの生産を5月16日より開始する。
今後、関係各方面と連携し、日本政府が緊急経済対策として決定した「アビガン」の備蓄量200万人分拡大に向け、5月末から6月にかけて出荷を開始し、確実な原料供給を行っていく。
■ 設備投資概要
所在地:新潟県糸魚川市大字青海2209(青海工場)
生産品目:マロン酸ジエチル
生産開始予定:2020年5月16日