東洋紡、福井・敦賀事業所の生産設備を増強/20億円を投資
2016年2月1日
東洋紡(大阪市北区)は27日、スーパー繊維である高機能ポリエチレン繊維「ダイニーマ®」「ツヌーガ®」の生産設備を増強するととともに「ダイニーマ®」の商標を同社独自の新商標「イザナス®」に変更すると発表した。
「イザナス®」への設備投資は、福井県敦賀市の敦賀事業所にある日本ダイニーマ㈱の生産設備に新技術を導入する。これにより高強度の新製品を生産。新製品は、17年4月から販売を予定する。
「ツヌーガ®」への設備投資は、安全手袋用途が好調なため、生産設備を増設。17年4月から増産を予定している。
両設備への投資総額は20億円で、同社独自のブランドとして今後、海外も含め展開していくという。
■ 設備増強概要
所在地:福井県敦賀市(敦賀事業所内)
投資額:約20億円
販売開始(イザナス®):2017年4月
増産開始:(ツヌーガ®):2017年4月