大和物流は26日、神奈川県足柄上郡中井町で「（仮称）秦野中井物流センター」を着工したと発表した。

　場所は、東名高速道路「秦野中井IC」から約2.2㎞に位置し、東京都心まで車で約1時間弱の距離にある。近接する「海老名JCT」から圏央道への接続が可能で、埼玉県、茨城県、千葉県へのスムーズなアクセスが可能となっている。

　施設は、地上3階建、延床面積約14,800㎡で、梁下有効高5.5m以上、床荷重1.5t/㎡を確保することで保管効率を高めている。1階トラックバースは大型車24台、小型車3台が同時接車可能な高床式のピロティタイプで、効率的な入出庫オペレーションが可能。また、貨物用エレベータと垂直搬送機をそれぞれ2基設置し、上下搬送の効率化にも配慮している。

　竣工は2021年3月末を予定しており、物流不動産（賃貸用施設）として全棟賃貸することが決定している。