東洋製罐、石岡工場に120億円投資/アルミ缶の増産
2020年6月1日
東洋製罐は29日、茨城県石岡市の石岡工場でアルミ飲料用空缶製造設備を増設すると発表した。
今回、アルコール飲料向けのアルミ缶の需要拡大に対応するため、IoTを活用し、自動化・省人化を進めたアルミ飲料用空缶製造設備の増設を決定した。
同社は、アルコール飲料向けアルミ飲料用空缶製造設備で、製造工程における省資源・省エネルギー化の促進による環境負荷低減や新技術の導入による世界最軽量のアルミ缶製造の実現を目指している。
石岡工場の設備稼働後、順次国内各工場に設置している既存のアルミ飲料用空缶製造設備においても、同新技術の導入・実用化を展開していく。
■ 設備投資概要
所在地:茨城県石岡市柏原8-2(石岡工場)
投資額:約120億円
設備概要:アルミ飲料用2ピース缶製造設備増設および省資源化・自動化・省人化対応
生産品目:アルコール飲料・清涼飲料向けアルミ2ピース缶
稼働開始予定:2021年4月以降順次