ロボコム・アンド・エフエイコム、南相馬工場を着工
2020年6月22日
ロボコム・アンド・エフエイコム(東京都港区)は19日、福島県南相馬市に整備中の「市復興工業団地」に建設を計画していた南相馬工場を着工したと発表した。
新工場は、大型精密部品加工事業、ロボットパッケージの販売事業、3Dプリンター事業、国内・海外エンジニア教育事業の4つのサービスを事業の柱として運営する。
敷地内には社宅も併設し、24時間稼働を可能にする最新設備を備えた、少人化・再エネルギー活用のモデルとなる工場として整備を進める。
同社によると、南相馬市復興工業団地内の各工場と「スマート工業団地」として連携するため、南相馬市と協力し、最終的には福島県相双地区を「日本のシリコンバレー」とし、日本の生産技術の一大発信拠点としての発展を目指すとしている。
■ 新工場概要
工場名:ロボコム・アンド・エフエイコム(株)南相馬工場
所在地:福島県南相馬市原町区萱浜字北谷地(南相馬復興工業団地)
敷地面積:36,266.99㎡
延床面積:加工工場 3,093.42㎡/S造2階建て
:組立工場 552.6㎡/S造平屋
:事務所棟 1,715.42㎡/S造2階建て
:社宅棟 1,151.03㎡/W造2階建て
設計:(株)atelier SWANS
施工:クレハ錦建設(株)
着工:2020年6月17日
稼働開始予定:2021年4月