東京計装、横浜工場に新棟建設
2020年6月23日
流量計・液面計を製造する東京計装(東京都港区)は、横浜市緑区の横浜工場に新棟を建設する。
流量計は、液体や気体が配管内等を移動する量を測定する計測機器。半導体の製造工程で、シリコンウエハの研磨や洗浄に使用される薬液の量の調整に使用されている。
近年、AIやIoTなどの次世代技術の進展により半導体需要が拡大し、半導体製造プロセスに欠かせない流量計の需要も増加しており、生産能力の拡大が課題となっている。
今回の新棟建設に伴い、最新の生産設備を導入するとともに、他の工場で実施していた製造工程を集約することにより、生産性を向上し、生産能力の拡大を図る。
■ 新棟概要
所在地:神奈川県横浜市緑区上山1-8-1(横浜工場)
建築面積:1,028㎡
延床面積:3,443㎡
構造:地上4階建
事業内容:流量計の製造
着工:2019年10月
竣工:2020年11月