金属技研、岐阜・土岐アクアシルヴァへ進出/航空機分野への参入強化
2016年2月2日
金属部品の熱処理、金属部品の超塑性成形、金属およびセラミックスの接合、HIP処理などを行う金属技研(東京都中野区)は岐阜県土岐市の土岐アクアシルヴァ 第4-2区画に新工場を建設する。2月5日に土岐市役所にて土岐市と企業立地協定締結式を行う。
同社の航空事業は、航空機部品の製造と修理の2本柱で構成され、製造分野では、Nadcap認証を取得している滋賀工場、姫路工場を中心に、航空・宇宙・防衛関連機器の製造を行う。修理分野では、航空機エンジンのケース類の熱処理をはじめ、工程を主とした部品修理を11年より千葉工場にて本格的に受託開始している。
同社工場は群馬、茨城、神奈川、滋賀、兵庫、千葉に2工場の計7工場を保有。今回、航空機分野への参入強化のため、土岐アクアシルヴァへ進出を決定した。
投資額は32億円、敷地面積約34,857㎡、新規に20名程度を雇用、16年8月の着工、17年6月の操業開始を予定する。
■ 新工場概要
所在地:岐阜県土岐市・土岐アクアシルヴァ 第4-2区画
投資額:約32億円
形態:用地の取得
敷地面積:約34,857㎡
新規雇用予定:20名程度
着工予定:2016年8月
操業予定:2017年6月