アズビル、中国・遼寧省に新工場棟建設
2020年7月8日
制御・計測機器メーカーのアズビルは7日、中国・遼寧省大連市にある生産子会社、アズビル機器(大連)有限公司に新工場棟を建設すると発表した。
新工場は、グローバルでの需要拡大に対応した生産能力拡大と併せて、生産工程の高度化とさらなる自動化の強化を目的としており、グローバル生産の一翼を担う主力生産拠点としての整備・強化を図る。
同社グループは、1994年に最初の海外生産拠点としてアズビル機器(大連)を、2013年にはアズビルプロダクションタイランドを設立。
2019年にはグローバル生産体制強化に向けて、湘南工場と研究開発拠点の藤沢テクノセンターを連携させたマザー工場を本格稼働させ、日本・中国・タイを3局とした生産体制強化を進めている。
海外生産比率は、2011年の11%から2019年には約25%に拡大しており、2025年には30%台半ばを目指している。
■ 新工場概要
所在地:中国・天寧省大連市(アズビル機器(大連)有限公司)
投資額:4,600万中国人民元 (約7億円)
建築面積:約8,500㎡
構造:3階建て
完成予定:2022年初旬