鈴江コーポレーション、危険品立体自動倉庫を着工
2020年7月17日
鈴江コーポレーションは16日、横浜市の新杉田埠頭倉庫営業所で危険品立体自動倉庫を着工したと発表した。
同営業所はタンク設備・保税蔵置場を有する危険品に特化している。今回の新型コロナウイルス感染症流行に伴い、需給のひっ迫する可能性がある、医薬品・医薬部外品・衛生品の原材料の専用倉庫として建設する。
同営業所は敷地面積約23,000㎡(約7,000坪)を有し、23,000トンの船舶を繋船可能な桟橋があり、本船での入出庫作業が可能。
敷地内にはタンク設備・危険品倉庫・動植物油脂倉庫・普通品倉庫があり、消防法第四類危険物・劇毒物・指定可燃物等に特化し、ケミカル品から油脂類製品まで幅広い貨物の保管が可能となっている。
■ 新倉庫概要
所在地:神奈川県横浜市金沢区鳥浜町11(新杉田埠頭倉庫営業所)
敷地面積:590.15㎡(179.52坪)
建築概要:鉄骨造・高さ20.65m
荷姿:ペール缶、ドラム缶
保管貨物:消防法第四類に対応した物品
保管量:1,580パレット
地震対策:制振ダンパー・制振ストッパーを採用
浸水対策:腰壁・制御室等を1mかさ上げ・塩害仕様
竣工予定:2022年5月