ヤンマーキャステクノ、松江市の本社工場増設/50億円投資
2020年7月30日
ヤンマーグループで船舶用大形エンジン部品を製造するヤンマーキャステクノ(島根県松江市)は、本社工場を増設する。7月31日に島根県庁で立地協定式が行われる予定。
投資額は約50.7億円で、加工工場・厚生棟・鋳造工場を増設。操業後3年間で56名を新規雇用する。2021年6月の操業開始を予定している。
今回、海外を含めた新たなシェア拡大や受注増に対応するため、松江市内にある本社に工場を増設する。現在ヤンマーパワーテクノロジー(株)で行っている完成加工工程を移管し、鋳造から完成加工工程までの一気通貫の生産体制を構築する。
これにより、極限までリードタイムの短縮が可能となり、在庫削減と生産性向上を同時に実現することで、更なる業績拡大を目指す。
■ 増設概要
所在地:島根県松江市八幡町960(本社工場)
投資額:約50.7億円
延床面積:新加工工場 5,908.15㎡(鉄骨造)
:新厚生棟 1,250.00㎡(鉄筋コンクリート造)
:鋳造工場増設 810.00㎡(鉄骨造)
事業内容:船舶用大形エンジン部品の製造
新規雇用予定:56名(操業後3年)
操業開始予定:2021年6月