ひびき精機、下関市の新工場が稼働開始
2020年8月3日
商工中金は7月29日、精密機械部品の製造を行うひびき精機(山口県下関市)が建設した新工場について山口銀行、日本政策金融公庫と協調して、必要な資金11億3,000万円のうち、2億円を融資したと発表した。
今回、通信や医療、交通分野等におけるIoTや5G(第5世代移動通信システム)の普及を踏まえ、半導体製造メーカーからの受注拡大に対応するため、新工場を建設。
同工場は、NTT西日本と連携した「ローカル5G」のモデル工場としての役割も担うこととなり、工場間の電波特性や遠隔監視等、ローカル5G活用の実証を行う予定。この取組みを通じて、将来的には自動化されたスマートファクトリーの実現を目指す。
■ 新工場概要
所在地:山口県下関市菊川町田部155‐8
投資額:11.3億円
延床面積:4,329㎡
構造:鉄骨造
稼働開始:2020年7月15日