オリンパス、米・ノーウォーク工場を譲渡
2020年8月7日
オリンパスは6日、米国における治療機器の製造拠点の一つであるノーウォーク工場を、NISSHAの子会社Nissha Medical Technologies(以下:NMT)に譲渡すると発表した。
譲渡契約は締結済みで、引き渡しは2020年12月末までに完了する予定。ノーウォーク工場で生産している泌尿器・婦人科向けデバイスや治療機器一部製品の部品については、NMTに生産委託し、同工場の従業員は原則として譲渡後もNMTに継続雇用される。
オリンパスによると、現在、企業変革プラン「Transform Olympus」を推進。製造機能においても、グローバルレベルでの生産構造の最適化に取り組んでおり、本件はその一環だとしている。
■ ノーウォーク工場概要
会社名:Olympus Surgical Technologies America
所在地:93 N. Pleasant Street, Norwalk, Ohio 44857
従業員数:111名(2020年4月時点)
生産品目:泌尿器・婦人科向けデバイス、治療機器一部製品コンポーネント