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クボタ、米国に小型建設機械の製造拠点

2020年8月18日

 クボタは17日、米国に生産拠点を新設し、堺製造所で生産する北米市場向けの小型建設機械「コンパクトトラックローダー(以下:CTL)」の生産の一部を米国に移管すると発表した。

 北米は世界最大の小型建機市場であり、近年同社は販売網の強化や製品ラインナップの拡充などにより、事業拡大を図っている。

 2016年にはトラクタや建設機械に装着して使用する作業機器の開発・生産に強みを持つGPM(Great Plains Manufacturing Inc)をグループ会社とし、顧客ニーズに基づいた開発・生産・販売を行っている。

 現在、北米向けの小型建機の大半を日本国内で生産しているが、消費地である米国で生産することで、リードタイムの短縮や為替リスクの低減などが可能となることに加え、GPM社内で建設機械を製造することで、作業機器との連携を高度化する。

■ 新工場概要

会社名:Great Plains Manufacturing Inc
所在地:アメリカ合衆国カンザス州サライナ市
投資額:約56億円(53Mドル)
土地面積:647,000㎡
建屋面積:7,4000㎡
生産品目:コンパクトトラックローダー1機種SVL65
生産台数:3000台(2023年予定)
従業員数:120名(予定)
量産開始予定:2022年9月

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