三浦工業、中国にガス焚きボイラ製造の新工場
2020年8月24日
三浦工業は19日、中国子会社の三浦工業(中国)有限公司が建設を進めていた新工場が完成し、稼働を開始したと発表した。
近年、中国産業界で環境汚染問題が深刻化している。これに対し、環境政策として従来の石炭燃料に代わりガス化への法的規制が強化され、ガス焚きボイラの需要が増加している。
今回、需要増への対応と中国市場におけるガス焚きボイラ事業の成長性を考慮し、生産体制を強化するため、中国蘇州に現工場の約2.5倍の生産能力となるボイラ製造工場を建設する。
新工場は、現在の工場から約6.5kmに位置し、2工場体制による生産能力向上に加え、商品開発用の実験場やメンテナンス要員のための実習場、オンラインセンター、社員セミナー施設等も収容したミウラグループ海外法人では最大規模の工場となる。
■ 新工場概要
施設名:三浦工業(中国)有限公司 本社工場
所在地:中国・蘇州工業園区
投資額:約26億円
敷地面積:50,011㎡
延床面積:28,925㎡、
構造:工場棟/RC造1階建て、事務棟/3階建て
生産能力:5000台/年(現工場の約2.5倍)
主な生産品目:ガス焚きボイラの製造・組立
完成:2020年5月末
生産開始:2020年8月17日