荒川化学工業、徳島工場を閉鎖
2016年2月8日
製紙用薬品、合成樹脂類などの製造を行う荒川化学工業(大阪市中央区)は2日、徳島県阿南市にある徳島工場の閉鎖を決定したと発表した。16年3月に閉鎖する予定。
近年、紙媒体の電子化が進むなどで製紙用薬品の需要が減少。国内市場はさらに縮小する傾向にある中で、グローバル市場での日本事業の位置付けを再確認し、経営資源の配分と生産体制の最適化を図る。
今後、製紙用薬品の生産拠点のひとつである徳島工場での生産を水島工場(岡山県倉敷市)に集約。社員については、原則として配置転換を予定している。
■ 徳島工場概要
所在地:徳島県阿南市那賀川町中島1577番地
敷地面積:5,159㎡
従業員数:5名(2月1日現在)
事業内容:製紙用薬品の製造
工場閉鎖予定:2016年3月