大和ハウス工業、マレーシアの物流施設が着工
大和ハウス工業は1日、マレーシア・セランゴール州で、マレーシア2棟目となるマルチテナント型物流施設「DプロジェクトマレーシアⅡ」を着工したと発表した。
同社は2011年にベトナムで、双日(株)と(株)神鋼環境ソリューションと共同で、「ロンドウック工業団地」を開発して企業誘致や工場建設を行い、その後、ベトナムやインドネシア、タイで物流施設開発を進めている。
2019年1月にはマレーシアで多様化する物流施設のニーズに対応するため、「DプロジェクトマレーシアⅠ」を開発。竣工前に満床となったことを受け、第2弾となる「DプロジェクトマレーシアⅡ」に着手する。
施設は約4,000㎡の区画から4テナントの入居が可能で、各区画に事務所を設置することもできる。また、eコマースや小売業者、国内外の食料品を取り扱う企業等複数のテナント企業の入居を想定した物流施設となっている。
■ 物流施設概要
名称:「 D Project Malaysia Ⅱ」(ディープロジェクト・マレーシア・ツー)
所 在 地:マレーシア・セランゴール州シャー・アラム
(Lot 22204, Section 33 Shah Alam, Selangor , Malaysia)
投資額:約11億円
敷地面積:28,660㎡(約8,669坪)
延床面積:19,966㎡(約6,040坪)
賃貸面積:16,128㎡(約4,878坪)
構造:鉄筋コンクリート造平屋建て(一部2階(事務所部分))
入居可能テナント数:4テナント
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主・運営会社:Daiwa House Malaysia Logistic Sdn.Bhd
(ダイワハウスマレーシア・ロジスティック)
着工:2020年9月1日
竣工予定:2021年8月31日
入居予定:2021年9月1日