沖縄電力、浦添市に牧港ガスエンジン発電所建設
2020年9月14日
沖縄電力は10日、老朽化した牧港ガスタービン1号機の代替となる牧港ガスエンジン発電所を建設すると発表した。
同発電所は、2020年3月に撤去工事が完了した牧港火力発電所5~8号機の跡地に建設を予定しており、今後、発電所建設工事にかかる必要な許認可申請等を行った後、2021年1月の造成工事開始、2024年3月の商用運転開始を目指す。
■ 発電所概要
所在地:沖縄県浦添市牧港5丁目2番1号(牧港火力発電所構内(牧港火力5~8号機跡地))
発電設備:ガスエンジン発電設備
発電出力:45,000kW
使用燃料:天然ガス
環境配慮:①天然ガスを使用することで、石油、石炭と比較して温室効果ガスの一つとされる二酸化炭素(CO2)の発生が少ない。また、硫黄酸化物(SOx)も発生しない。※天然ガスは代替となる牧港ガスタービン 1 号機の燃料である石油と比較して単位発熱量当たりの二酸化炭素排出量が 3 割程度低い。
:②石油、石炭と比較して窒素酸化物(NOx)の発生は少ないが、更に脱硝装置を設けることで窒素酸化物の排出量を低減する。
:③発電設備の冷却にラジエーターを用い、海水を使用しない。
造成工事開始予定:2021年1月
商用運転開始予定:2024年3月