テクノフレックス、新潟県村上市に新工場建設
2020年9月17日
伸縮管継手を製造するテクノフレックスは14日、新潟工場隣接地に新工場を建設すると発表した。
既存の新潟工場は、1969年に設立し、伸縮管継手(継手事業)の主力工場となっているが、更なる生産効率の向上と、製品対応力の強化によるマーケット獲得を目的とし、新潟工場を拡張する。既存工場の隣接地に工場を増設し、既存の工場と一体化することで、工場規模の拡大と設備の充実を図る。
今後、新潟工場で伸縮管継手の製造比率を高めることで、生産効率と技術力の向上を図る。また、近年増加傾向にある大型配管の需要にも、工場規模の大型化で効率的に対応する。
フレキシブル継手では、工場規模の拡大により、長尺製品の生産効率が向上する。中でも老朽化した水道管を更新するSDF工法では、200mを超える長尺のフレキシブル継手を使用する大型案件が増加していることから、工場拡張の効果を発揮する。
投資回収は約5年で計画しており、2026年以降、業績への貢献が大きくなる見込みだとしている。
■ 新工場概要
所在地:新潟県村上市山辺里295
投資額:約5.4億円(別途用地取得費約9,000万円)
敷地面積:約3,300㎡
延床面積:約1,800㎡
事業内容:伸縮管継手の製造
着工予定:2020年11月
完成予定:2021年6月