参天製薬、滋賀に医療用点眼薬の新棟/21年2月着工
2020年10月6日
参天製薬はこのほど、滋賀県犬上郡にある滋賀プロダクトサプライセンター敷地内に医療用点眼薬製造のための第3棟を増設すると発表した。
近年、アジアを中心とした世界的な人口増加や高齢化に加え、世界各国の経済発展により、加齢や生活習慣病による目の疾患はさらに増えることが予想されており、それにともなう世界的な医療用点眼薬需要の増加が見込まれている。
今回、安定供給体制を構築するため、日本国内で医療用点眼薬を製造している能登工場(石川県)と滋賀プロダクトサプライセンターに加え、新たな生産技術やノウハウを導入した製造棟を同サプライセンター敷地内に増設する。新棟は2021年2月の着工、2022年4月の竣工を予定している。
■ 新棟概要
所在地:滋賀県犬上郡多賀町大字四手348-3(滋賀プロダクトサプライセンター)
生産品目:医療用点眼薬
着工予定:2021年2月
竣工予定:2022年4月