日本ファインセラミックス、富谷事業所の新工場が稼働
2020年10月7日
日揮ホールディングスは5日、グループ会社で機能材を製造する日本ファインセラミックスが建設を進めていた新工場が竣工したと発表した。
日本ファインセラミックス社の窒化ケイ素セラミックス製絶縁放熱基板は、高い熱伝導率 、優れた機械的性質、絶縁性を有し、ハイブリッド自動車や電気自動車向けパワー半導体用の絶縁放熱基板として、自動車メーカーや回路基板メーカーから高い評価を獲得。2018年11月に量産工場の投資を決定し、新工場が完成した。
今後、新工場では市場の拡大に合わせながら、順次増産させていく計画であり、加えて、熱伝導率を現状の約1.5倍までに高めた絶縁放熱基板の製品化も予定している。
■ 新工場概要
施設名:富谷事業所 第2・第3工場
所在地:宮城県富谷市高屋敷2番地
投資額:約25億円
工場面積:3,000㎡(第2・第3工場)
操業開始予定:2020年10月