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横浜冷凍、長崎に「平戸製氷工場」建設

2020年10月9日

 横浜冷凍は8日、長崎県平戸市に「平戸製氷工場 (仮称)」を建設すると発表した。

 設備は、氷の製造、保管、販売まで全て完全自動化・無人化された製氷システムを導入し、冷媒には自然冷媒(NH3、CO2)を使用することで、24時間高品質な氷の生産・販売をするだけでなく、地球環境にも優しい製氷工場となっている。

 建設予定地の田平港は、好漁場である五島西沖海域の水揚港として知られ、巻き網の運搬船をはじめとする漁船が常に行き来している。船で水産品を運搬する際の鮮度保持には氷を使用するのが一般的だが、以前、田平港にあった製氷工場は老朽化のため廃止しており、同地域から製氷企業の進出を切望されていた。

■ 新工場概要

所在地:長崎県平戸市田平町山内免535-11、345-7、345-1の一部(田平漁港隣接地)
敷地面積:1,322㎡(400坪)
建築面積:440㎡(133坪)
延床面積:812㎡(246坪)
構造:鉄筋コンクリート造2階建て
製氷能力:40t/日(20t×2基)
貯氷設備:300t
設備:ノンフロン自動製氷システム、高効率自然冷媒冷凍機、キャタピラー貯氷庫 他
着工:2020年10月
竣工:2021年7月

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