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鴻池運輸、大阪・舞洲に新倉庫建設

2020年10月14日

 鴻池運輸は13日、鋼材・重量物の沿岸荷役・保管・配送拠点となる輸出入専用の新倉庫を、大阪港の人工島・舞洲に建設すると発表した。

 現在、大阪港近隣の鋼材・重量物を主に扱う同社倉庫の一部で満床状態が続いていることに加え、今後も長期的な経済成長が見込まれるアジア諸国向けの輸出業務や主に韓国からの鋼材輸入業務の増加も期待されることから、新倉庫の建設を決定した。

 投資額は約11億円。2020年6月に着工後、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を考慮し一時中断していた工事を9月より再開。2021年8月の竣工を予定している。

 稼働開始後は、鋼材や製造機械など重量物の輸出入業務の経験・ノウハウを生かし、高品質な倉庫運営・物流サービスを提供していく。

■ 新倉庫概要

所在地:大阪府大阪市此花区北港白津1丁目12
投資額:約11億円
敷地面積:7,193㎡(隣接岸壁除く)
上屋面積:3,942㎡
岸壁面積:3,600㎡(北港白津岸壁に隣接)
機械設備:天井クレーン3基(30t, 20t, 15t)、クローラクレーン1基(200t)、フォークリフト6台(30t x 1、16t x 2、5t x 3)
特長:隣接岸壁は水深7.5m、広さ30m x 120mを有し、最大5000t船までの接岸が可能。外航船、内航船を問わず、船舶を利用した大量輸送にも対応可能
  :約4000㎡の上屋、豊富な荷役機器などを所有し、鋼材などの重量物、長尺物や機械など多種多様な貨物についても取扱可能
着工:2020年6月
竣工予定:2021年8月

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