大和ハウス工業、東海・北陸最大の物流施設/400億円投資
2020年10月16日
大和ハウス工業は14日、愛知県弥富市に東海・北陸地域最大の物流施設「DPL名港弥富」を建設すると発表した。
愛知県を中心とする東海地域では、製造業やEC(電子商取引)関連の物流量増加を背景に、マルチテナント型物流施設への需要が堅調に推移している。
中部圏での物流施設の空室率は減少傾向にあり、中でも愛知県は関東や中部、関西地域をカバーできる中継物流拠点として役割を果たせるとともに、東海・北陸地域に分散する物流施設を集約する拠点として、今後も根強い需要が見込まれている。
愛知県ではこれまで物流施設開発の中心は小牧市周辺だったが、伊勢湾岸自動車道や新名神高速道路などの交通網の開通により、湾岸エリアまで拡大している。
こうした状況から愛知県弥富市でマルチテナント型物流施設「DPL名港弥富」の開発を決定した。
■ 物流施設概要
名称:「DPL名港弥富」
所在地:愛知県弥富市駒野町1-1
総事業費:約400億円
敷地面積:91,709.86㎡
延床面積:210,360.92㎡
構造・規模:鉄筋鉄骨コンクリート造 4階建て
設計・施工:矢作建設工業(株)
着工予定:2020年11月2日
竣工予定:2022年5月31日